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萬井 博行 よろい環境計画事務所

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2017/04/13(Thu) よしぱん ランチ萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



本日はクライアントと一緒に大山町の『田宮造園』へ樹木見学後、同じく大山町にある人気のパン屋、『よしぱん』でランチミーティング。

旧市街地の中にある古民家をリノベーションしたこのお店。
“地産地消”にこだわったパンが口コミで広がり、分かりづらい場所ながら遠方からもわざわざ買いに来られるそう。
地元の食材を中心にバランスの良いランチを提供されていて、直前予約もなかなか取れないほどだそうです。

メニューは週替わりランチ、パスタランチ、サラダランチの3種類から選べ、私は週替わりランチ(¥1,200-)をチョイス。
サンドウィッチとポテト、サラダ、じゃがいもスープにドリンクが付くという構成でした。

量もほどほどで良いかな、という思いとは裏腹に、結構な大きさの皿にはみ出しそうなほど盛られたサンドウィッチのボリュームがテーブルに置かれて、「ミーティング出来るのか…?」と内心焦る。(厚さ8センチくらい…)

具材はレタス、トマト、目玉焼き、ベーコン、鶏もも肉のコンフィが重なり、彩色鮮やか。
肉類の旨味もさることながら、地元の新鮮な野菜の味が濃く、それらを受け止めるパンの風味が負けずにバランス良く調和していました。
サラダ、ポテトも素材の風味が後味として強く追いかけてくる印象ですね。

近ければヘビーユーザーになりそうな店ですが、次回訪問できる日を期待したいと思います。

Facebookにランチ情報が出ていますので、チェックしてみては如何でしょうか。




2017/04/10(Mon) 土蔵塗りワークショップ萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



一昨日は大山町の工務店『創伸』さんが主催されている、土蔵塗りワークショップに参加してまいりました。

大山町赤松にある築200年の古民家を再生してあらたに住み継ぐというこのプロジェクト。
土間の上を水平に走る大梁は通常1間スパンごとに掛かるのですが、半間ごとに入れられた豪壮な大梁が多雪地帯に対する地域性を感じさせられます。

昭和初期の集落火災で延焼した際に小屋構造を茅葺きから瓦屋根に替えられた経緯があったそうですが、それ以外の構造躯体は良い保存状態なので基礎をやり替えることで床下の湿気対策と併せて柱・梁の歪みも直し、現状復旧した計画。

現地再生で基礎構造をやり替える場合、構造体をそのまま垂直にジャッキアップしてその下で施工するので、重量のある土壁と瓦は落とすのが一般的な工法。

昔の土壁は『竹小舞』といって竹を網目状に組んだ下地を施し、土の付着と構造上“粘り”に優れた工法でしたが、現代は竹を組む職人不足やコストや工期の観点より激減して、古民家再生も他の下地工法がほとんどとなっています。
土壁にいたっても赤土に充分な藁を入れて半年くらい発酵させたものを使うので、ある程度のスペースと工期、職人の経験値が必要となることも再生へのハードルが高くなるのでしょう。

このたびの再生は家主たっての希望ということもあり、伝統的な竹小舞下地+土壁で再生。
創伸さんのお付き合いのある左官職人さんが竹小舞や土壁を造れること、家主が所有されている土地から竹と良質な赤土が採れることも良い条件で作用したそうです。

我々素人の作業としては組んでいただいた竹小舞の上から竹の間に刷り込むようにコテを下から上に慣らしていくもの。
塗った土は粘土より柔らかく、発酵した藁が粘りを生んで思いのほか作業性が良い印象ですが、土や水、藁の配合など経験値に因るところが大きいのでしょうね。

ほんの数時間しか居られなかったのですが、とても貴重な経験をさせていただきました。




2017/04/03(Mon) 古民家再生見学萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



昨日は大山町の工務店『創伸』主催の、米子市兼久で催されている、古民家再生の見学会へ赴いてまいりました。

出雲街道と法勝寺川の交点に位置するこの地域では、かつての宿場町の名残でしょうか、入り組んだ街路と立派な屋敷がいくつか点在しているように見受けられます。

見学した古民家は約70年前のものだそうで、戦後物資が不足している頃と推察できますが、反り曲がりのない豪壮な地松の差し鴨居が惜しみなく使われていることを勘案しても、代々普請に対する家系のこだわりが感じられます。

設えとしては既存の古民家と新設部を組み合わせたもの。
古民家にあたる既存座敷を残して、家族が集える生活空間(居間・食堂)と水廻り(台所・風呂・WC)、玄関を増築して現代の生活に対応したプランニングとしています。

創伸さん曰く、古民家再生で難しい仕事のひとつは、基礎廻りの再生工事。
自然石にそのまま柱を載せた古民家伝統の基礎工法(石端建てと云います)は、地盤の地震力を柔軟に受け流す秀逸な“免振構造”である反面、部分的な不動沈下を起こしやすく、柱の傾きや建具の建付けに影響が出てくることや、コスト、法規上の観点でも現代ではほぼ採用されていない工法となっています。

こちらでもコンクリートべた基礎を採用されていて、既存構造をジャッキアップしながらその下で元々の基礎構造を撤去し、新たに基礎を造り上げる作業は聞くだけでも緊張感が伝わりました。

再生された古民家は柱・梁材の黒ずんだ光沢と新たに施した漆喰壁・建具とのコントラストが美しく、陰影ある凛とした迫力は古民家ならではのものですね。

山陰でも高齢や後継者不足による空き家が増えて古民家が朽ちていく中、手を掛け続ければ何世代も使い続けられる価値をあらためて評価して現代の暮らしに合わせた再生のシステムが構築できると良いのですが…。


株式会社 創伸:http://soushin-k.jp/index.html




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