300577
萬井 博行 よろい環境計画事務所

[ HOME日記TOP記事検索携帯用URL管理用 ]
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

2015/03/05(Thu) 菜食cafe 『はなあみ』萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



花粉症の時季になってきた最近は、鼻炎に反応する塩分・糖分・脂分をなるべく採らないようにしていますが、昨日ランチに訪れた米子市福市にあるカフェ『はなあみ』は理想的な食事でした。

『マクロビオティック』を薦めるこのお店、野菜を中心とした食材で、肉や過度な調味料を控えて、素材そのものが持つ風味や食感を前面に出し、それぞれの“補完性”で構成していく、というイメージ。
どうしても薄味になるのは当然で、調味料の濃い味に馴れてしまった舌ではかなり物足りなく感じるでしょうね。

ランチメニューは定食のみですが、旬の野菜を採り入れながら時季によって変えていくようです。

昨日は有機野菜サラダと豆の煮もの、大根と昆布の酢のもの、ホウレン草の梅肉あえ、カボチャのコロッケ、玄米おにぎりに味噌汁、という組み合わせ。

なるべく鮮度の良い提供を心がけているようで、注文を受けてから下ごしらえを始めますから時間に余裕のない方にはそもそも不向きです…(待ち時間30分くらい)。

口に入れた瞬間は薄い味付けの印象が強かったのですが、食材が新鮮なだけあって噛めば噛むほどじんわりほのかな甘みや苦味が後味として追いかけてきます。
充分咀嚼するので、量が少なくてもそれなりにお腹は満たされる効果もあるようです。

私が訪れた中でもベストな“隠れ家度”を誇るお店ですが、高台に面した視界が広がるロケーションは、密集した住宅街の中だけあってそのギャップが見事で、時間がゆっくり流れているような店のつくりにもセンスが感じられました。

はなあみ:http://nanahanaami.tumblr.com/




2015/03/02(Mon) 『新開の家』 地鎮祭萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



昨日は米子『新開の家』の地鎮祭を、安来『清水寺』で行ってまいりました。

私の“コンスタント雨男”とクライアント奥様の“ピンスポット晴女”の戦いは、私に軍配が上ってしまいましが、天気予報でも高確率の雨予報でしたので、現地での地鎮祭は控えて清水寺で行うことになりました。

お寺での地鎮祭は私も工務店も初めての経験。
いろいろ事前準備に手間取りましたが、お供え物や式の流れとしてはわりと神式と近い気がしますね。

違いといえば、地中に入れる“鎮めもの”で、神式はお札をそのまま入れるのに対して、仏式は50センチくらいの木箱に真鍮の芯棒を中心に据えて、その周りにお供え物(お米、塩、乾物など)を置き、その上からスコップで砂をかぶせたものを埋めるという形式。

神式は椅子に座って(あるいは立って)行いますが、仏式は基本正座ですので、30分くらいお経を読まれる間に私の足のシビレが臨界点に…。
スコップで砂をかけるときに立ち上がる際には、生まれたばかりの仔馬の気分を味わいました…。

清水寺は何度か訪れたことがありまして、下の山門から石段を登ってくるのが普通だと思っていましたが、本来は山頂近くの『仁王門』をくぐって、稲荷社で身を清めてから本堂で拝む、というのが正式な順路だそうです。

仁王門はその名の通り2体の仁王を左右に配置した安定感のあるフォルムですが、銅板葺の入母屋屋根の反りが、重厚さと優美さを兼ね備えたバランス良い美しさを醸し出して、つい見とれてしまいました。

清水寺は桜の名所でもありますので、その時季にまた再訪してゆっくり見学したいものです。




2015/02/09(Mon) ペンション暖暖 食事とライブ萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



先日は大山『ペンション暖暖』にて行われた食事とライブを楽しんでまいりました。

去年に引き続き山陰を代表するシンガーソングライター、『森田さやか』さんの声はいつもながら澄んでいて、体がスッと軽くなるような心地ですね。
“1/fのゆらぎ”という自然界のリラクゼーション効果は森田さんの歌声からも出ているような気がします。

食事は大山の恵みがもたらす山菜、茸類、ジビエなど、野性味あふれる食材を中心としたラインナップ。
その素材の個性を活かしながら誰でも食べやすいように丁寧に下準備・調理されている知識と経験には、ペンションを始められて25年目という歴史が凝縮されたような“深み”を感じます。

特に感じ入ったのは、ご主人が大山で採られた茸や山菜、木の実で作られた“山の幸のオードブル”。
年中保存が効くように乾燥させるそうですが、水で戻すことにより素材の味が一層濃く感じます。
手作りの山葡萄ドレッシングも自然の甘みと酸味が出ることで調味料を必要最小限に抑えていて風味抜群。(ぜひ販売してほしいものですが…)

奥さまが作られた柴栗のプチモンブランは、これまで食べたどのケーキ屋のモンブランより栗の風味が強い濃厚な味でした。

販売されている手作りジャムはぜひお勧めです。

ペンション暖暖HP:http://dandan.sanin.jp/




2015/02/02(Mon) そば道場たたらや萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



昨日は娘のテニス大会の付き添いで日野郡に行ってまいりました。

きれいな水と気候の寒暖差があることで蕎麦の栽培に適しているこの地域は、鳥取県一の蕎麦の産地として知られています。

当然のことながら名店もいくつかありまして、その中でも私が好きなのは根雨にある、『そば道場たたらや』。
テニス大会を抜け出して昼食に立ち寄りました。(なんという親…)

たたら製鉄に因んだ屋号だそうですが、昔ながらの宿場町の面影を残す街区に溶け込むような外観。
格子窓から散光した光が漏れる、ひっそりと静寂に包まれた空間で食べる蕎麦は格別ですね。

地元の玄そばを自家製粉、真正手打ちして、“挽きたて・打ちたて・茹でたて”の三たてにこだわった、香り高い蕎麦。
更科風の白っぽい麺で、香りとのど越しが良く、コシが強いのが特徴です。

昨日は寒かったので『釜揚げ(¥820-)』をオーダー。
カウンターに置かれた瞬間、蕎麦の香りがフワッと広がりました。

そば汁はやや甘めですが出汁と醤油が濃いので、少しだけ付けるのが良く、蕎麦本来の風味と歯ごたえ、のど越しの良さを損なわず、地元の辛み大根(かなり辛い…)と合わせて素材の良さを引き立ててくれます。

一人前は若干少なめですので、男性は大盛りか炊き込みごはん(¥160-)を付けられるくらいが丁度良いと思いますね。

親がこんな性根ですので、娘のテニス惨敗でした…。




2015/01/30(Fri) 蕎麦 『大吉』萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



昨日は新たに始める住宅計画の敷地確認ため、米子市崎津方面へ。
昼時でしたので、以前から訪れてみたかった近くの蕎麦屋、『大吉』で昼食をとりました。

飲食店の立地としてはありえない住宅地の中で営んでいるこの店。
メイン道路からの案内看板もなく、事前リサーチなしではかなり迷われることでしょう。

蕎麦の評価もさることながら評判が良いのは、蕎麦掻きやだし巻き卵、握りずしといったメニュー。
店主は長年料亭の料理長を務められてからこの店を開かれたようですので、その技術の高さは確かなようです。
昨日はそれらすべてがそろった、『蕎麦定食(¥2,100-)』をオーダーしました。(昼としてはちょっと贅沢…)

蕎麦は伝統的な出雲そばで、かなりコシが強く、出雲地方に比べると細切りなのが特徴。
17年も継ぎ足しているという蕎麦汁は出汁よりやや醤油が強め、という関東圏に近いイメージで、蕎麦と汁どちらが勝つこともなく相性がとても自然。
風味、というより歯ごたえとのど越しの良さが印象的で、毎日食べても飽きないような“安心できる味”ですね。

反面驚いたのがエビの握りずしと蕎麦掻き。
伊勢から取り寄せているというエビは甘みと弾力が強くて、シャリも程よい酢加減と硬さ。
蕎麦掻きは出汁の中に入っていて、ムース状のようにフワッとした食感で口の中に入れると蕎麦の風味が広がる、まさに料亭の一品みたいな上品さです。

普段使いであれば蕎麦のみ、会食であれば蕎麦定食、と使い分けられるのも良いですね。(道に迷わなければ…)




2015/01/28(Wed) こうぼぱん屋 ことりこ萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



昨日は構造打ち合わせで鳥取市に赴いてまいりました。

帰りに立ち寄ったのは湖山、湖陵高校近くにあるパン屋、『こうぼぱん屋 ことりこ』。
自家製の天然酵母と国産小麦、塩や砂糖にもこだわりをもつお店のようです。

こじんまりとした店内は、3人入ればいっぱいになるほどの大きさ。
女性の店主お一人で切り盛りされているようで、発酵・熟成と販売を一日おきにされているので、店が開いているのは週2、3日ほどでしょうか。

小ぶりなガラスケースの中に12〜13種類くらいのパンが並んでいますが、12:00の開店から2時間ほどで売り切れてしまうほどですので、その“レア度”の高さはなかなかのもの。(実販売週6時間…)
昨日は13:00前くらいに伺いましたが、すでに売り切れ間際でした。(写真の通り)

油脂を使用していないという生地はどっしりと重量があって、小麦の力強い風味ともっちりとした食感が楽しめます。
ベースが確かなので、チョコやレーズン、クリームチーズと合わせても風味を損なうことなく素材の良さを引き立ててくれますね。
天然酵母パンの中でも良心的な価格設定ではないでしょうか。

無理のない範疇でこだわり続けてほしいものです。

【こうぼぱん屋 ことりこHP:http://cotorico.moo.jp/index.html




2015/01/26(Mon) カフェランチ 『喫茶室ツバメ』萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



最近は少食になったせいか、静かに過ごしたいのか判りませんが、カフェランチをすることが多くなりました。

昨日の松江打ち合わせの際、立ち寄ったのは末次本町カラコロ広場近くにある『喫茶室ツバメ』。
『クラフト+食めぐり 山陰旅行』という本に掲載されています。

1階の雑貨屋の奥にある階段を登った、2階の10席程度のこじんまりとした店内で、ランチも10食限定と、一人で対応出来るような範囲でされているようです。

昨日のランチ(¥850-)は、じゃがいもとかぼちゃのサラダ、にんじんポタージュ、漬物、ロールキャベツをワンプレートに納めていて、ご飯とドリンクが付いたもの。
一見“普通”のビジュアルのようですが、野菜の自然な色調を損なわず、濃い旨みが後味として追いかけてくるような調理は意外と手間暇が掛かっていると思われ、10食くらいが程よいのだろうな、と納得。

追加したデザートの『黒蜜ときな粉の豆乳プリン(¥200-UP)』も、自然な甘み、もっちりとした食感とさっぱりとした後味が好印象。
コーヒーは同じ松江の『松浦珈琲』を使用されているようで、豆の良さを活かした雑味のない淹れ方もこだわりを感じます。

“技”を魅せないさりげない料理と空間づくりが居心地の良さにつながるのでしょうね。

気に入った本を持ってのんびりした午後を過ごすのに最適でしょうか。




2015/01/16(Fri) 温泉津焼 椿窯のカップ萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



昨日は米子天満屋で催されている『山陰民窯展』へ赴いてまいりました。

山陰の有名な窯元がそろった年に1回のこの催し。
いつも目移りしてしまって、「あれ買っておけばよかった…。」と期間終了後に後悔を繰り返していましたが、今年は以前から欲しかった島根県温泉津(ゆのつ)町、『椿窯』のコーヒーカップを購入しました。(けっこうお高い…)

耐火性の高い土と釉薬に適した温泉津長石が算出する温泉津では、傾斜地を利用した全国最大級の登り窯があり、陶芸家『河井寛次郎』さんの指導を受けた3つの窯元が狭いエリアの中で存在します。

椿窯の陶器を見ていつも感心するのが、その“薄さ”。
島根県東部の陶器は比較的柔らかな陶土が多いのに対して、鉄分が少ない石見地方の陶土は半磁器のような硬質な質感で、指ではじくと“キンッ”と金属音のように響くのが特徴で、口縁が薄くなることで口の当たりが自然になって、コーヒーがスッと喉に入ってきます。

硬い土なので高台(底の部分)を絞ることが出来て、エレガントな印象も与えます。
それでいて温かみと素朴さ、上品さを兼ね備えているような、均整のとれたフォルムが良いですね。

たいがい硬質な陶器は発色が鈍いものですが、辰砂釉(紅色)をつかったこのカップは鮮やかで深みのある色をしているのが不思議なところ。

トレードマークの椿の絵柄も慎ましくて気に入っております。




2015/01/09(Fri) 喜魚料理 藤吉郎萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



あけましておめでとうございます。

昨日は『目久美町の家』のクライアントが『直会(なおらい)』を催してくださいました。
直会とは祭祀のため行った斎戒を解き、平常に直る(復る)という意味で、神霊や霊魂の供養や、労をねぎらうために行うものだそうです。

場所は米子市法勝寺町にある『喜魚料理 藤吉郎』。
駅前から移転して最近再オープンした、新鮮なお魚が食べられることで知られている和食居酒屋です。

江戸時代の区画を残した3間(約6M)くらいの狭い間口と奥に長細い敷地を利用した店造り。
1階は“通り土間”のようなアプローチから、厨房、少人数向けの客室をしつらえ、平面の中心部に階段を配置して2階は両側に大人数向けの広い空間を確保しています。
細長いスペースを活かして視界を伸ばすことで奥行き感を出し、程よく囲まれた空間で居心地の良さを演出している1階のプランニングはよく練られていますね。(2階はちょっとオープンすぎる…)

料理は先付、そば粥、お造り、天ぷら、椀物、おむすび、等々。
お造りの鮮度の良さはもちろんのこと、そば粥や椀物も創意工夫をこらしていて上品な味付けでした。(酔っていて写真撮り忘れ…)

新年会と昔から馴染みのあるファンが重なったためか、店内は少し騒がしかったのですが、本来は目立たない場所で“隠れ家的”にゆっくり食事が出来るお勧めのお店です。




2014/12/31(Wed) 目久美町の家 火入れ式萬井 博行へのご意見はこちらから→ MAIL 



先日は完成した『目久美町の家』で、『火入れ式』(設置した薪ストーブに初めて火をつけること)を行いました。

1階が土間から居間、台所、食堂とワンフロアになっていて、土間の吹抜けを介してフリースペース、寝室、ロフトと繋がっているこの住宅の暖房は、居住スペースのほとんどをこの1台でまかなえるような“薪ストーブありき”の平面・断面計画。

柱や梁を表して、ダイナミックな構造体と配列美の表現が活きるのは、細かく部屋を区切ることなくお互いの空間が連動したような繋がりある内部空間が出来るからで、その手助けをしてくれる暖房器具とも云えますね。

2階の床は450ピッチの小梁の上に厚板30ミリの智頭杉の幅広板を張ったもの。
その材は1階の天井材でもあるので、電気設備の配線は梁の上部に配線溝ルートを計画して、プレカット時に加工するような段取りにしました。(ミスしたら取り返しつかないことに…)

2階のフリースペース(写真)では吹抜けからのストーブの暖気と、床材が蓄熱して、ほんのりとした“床暖房”のような優しい暖かさ。
上部から落ちるハイサイドライトの柔らかな自然光と、デスク窓から望める神社の森の景観も、木に囲まれたこの空間の居心地を引き立ててくれるようでした。


今年も不定期で拙いブログを読んでいただき、有難うございました。
また来年も気の向くままに更新いたしますので、宜しくお願いいたします。




91件〜100件(全700件)
/→  5 | 6 | 7 | 8 | | 10 | | 12 | 13 | 14
<RSS>

Powered by WebSpace